Amazonでは、フルフィルメントセンターに納品された輸送箱ごとに、正確な輸送箱内の商品情報が必要になります。この情報によりフルフィルメントセンターでの納品の受領がスムーズになるため、出品者の商品をより早く販売可能な状態にすることができます。輸送箱内の商品情報が入力されない場合、各輸送箱の商品情報を手動で処理するため、フルフィルメントby Amazon(FBA)では手数料が発生します。詳しくは、FBAマニュアル処理手数料をご覧ください。
納品情報を作成中に、セラーセントラルまたはAmazonマーケットプレイスWebサービスから輸送箱内の商品情報を入力することができます。
梱包タイプ
納品手続きの発送準備のページで、どのように梱包されますか?から梱包タイプを選択します。
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輸送箱数【1個】納品する輸送箱が1箱のみの場合は、輸送箱数【1個】を選択します。通常は輸送箱の重量と寸法のみを入力しますが、輸送箱内に賞味/消費期限のある商品が含まれている場合は、商品パッケージに記載されている日付を正確に入力します。確定をクリックします。
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輸送箱数【複数】/商品ごとに輸送箱を分ける: 輸送箱が複数あり、商品ごとに輸送箱を分ける場合は、輸送箱数【複数】/商品ごとに輸送箱を分ける(または、納品する商品が1つしかない場合に表示される輸送箱数【複数】)を選択します。画面上で入力するか、ファイルをアップロードする、または2Dバーコードを使用して、輸送箱内の商品情報を指定してください。下記の輸送箱内の商品情報の入力方法をご覧ください。
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異なる商品が輸送箱に混在(15箱以下): 輸送箱が複数あり、1箱に複数の商品が混在して、箱の合計数が15箱以下、商品の合計数が25点以下の場合は、異なる商品が輸送箱に混在(15箱以下)オプションを選択します。画面上で入力するか、ファイルをアップロードする、または2Dバーコードを使用して、輸送箱内の商品情報を指定してください。下記の輸送箱内の商品情報の入力方法をご覧ください。
注: 輸送箱が15箱を超えるかどうか不明な場合は、異なる商品が輸送箱に混在(16箱以上)オプションを使用します。輸送箱が15箱以下の場合にこのオプションを使用して、輸送箱が16箱を超えると、入力した輸送箱内の商品情報は失われます。
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異なる商品が輸送箱に混在(16箱以上): 1箱に複数の商品が混在して、輸送箱が15箱を超えるか、商品が25点を超えている場合は、異なる商品が輸送箱に混在(16箱以上)オプションを選択します。この梱包タイプの場合は、ファイルをアップロードするか、2Dバーコードを使用して、輸送箱内の商品情報を指定してください。下記の輸送箱内の商品情報の入力方法をご覧ください。
輸送箱内の商品情報の入力方法
輸送箱内の商品情報の入力方法は、上記のセクションに記載された梱包タイプによって異なります。
画面上で入力(推奨)
このオプションを選択すると、1箱目の設定が最初に表示されます。輸送箱の情報は、輸送箱ごとの商品数、賞味/消費期限(該当する場合)、輸送箱の重量と寸法で構成されています。同じ内容の輸送箱が複数ある場合は、輸送箱内の商品情報を入力してから、同じ輸送箱の箱数を指定します。
輸送箱ごとに商品数、賞味/消費期限、輸送箱の重量または寸法が異なる場合は、別の輸送箱として追加してください。商品ごとに輸送箱を分ける場合は、画面の一番下にある輸送箱を追加をクリックして、新しい行を追加します。異なる商品が輸送箱の中に混在する場合、必要に応じて輸送箱を追加して、輸送箱のサイズを追加オプションを使って、異なる輸送箱の寸法を指定します。
輸送箱の数が不明な場合、最初に2個の輸送箱内の商品情報を入力してから、追加する輸送箱の商品情報を1件ずつ入力して納品を完成してください。
注: 同一商品(SKU)は輸送箱ごとに、すべて同じ賞味/消費期限である必要があります。1つのSKUに異なる賞味/消費期限がある場合は、商品を別々の輸送箱に梱包して、各輸送箱の賞味/消費期限が1つになるようにします。
情報が正しいことを確認したら、確定をクリックして次に進みます。配送を後で完了したい場合は、保存するをクリックしてください。
ファイルのアップロード(Excel形式)
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ファイル形式で、ドロップダウンリストからExcel(.xlsx)テンプレートを選択します。
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納品する輸送箱数を入力します。
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輸送箱リストをダウンロードをクリックして、納品リストをダウンロードします。Excelでファイルを開きます。
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各輸送箱について、商品数、賞味/消費期限(該当する場合)、箱の重量と寸法を入力します。情報が正しいことを確認したら、ファイルを保存します。
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ファイルを保存したら、輸送箱リストをアップロードセクションで納品リストをアップロードします。
注: Excelテンプレートを使用する場合は、アップロードするファイルが.xlsx形式であることを確認してください。ファイルのアップロードが確認できるまで、数分かかる場合があります。エラーが発生することなくファイルがアップロードされたことを確認してください。エラーが発生した場合は、処理レポートでエラーを確認します。
ファイルのアップロード(.tsv形式)
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ファイル形式で、ドロップダウンリストからタブ区切り(.tsv)テンプレートを選択します。
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納品する輸送箱数を入力します。
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輸送箱リストをダウンロードをクリックして、スプレッドシートプログラムでファイルを開きます(またはテキストをコピーして、スプレッドシートに貼り付けます)。
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該当する箱の[納品番号] U000001 – 数量項目に、1個目の輸送箱に梱包した各商品の数量を入力します(メーカー梱包の場合は、項目名がケース数量と表示されます。ケースの個数を入力します。) たとえば、納品番号がFBA2HCHGWKの場合、1個目の輸送箱にはU000001(FBA2HCHGWKU000001)、2個目の輸送箱にはU000002(FBA2HCHGWKU000002)、3個目の輸送箱にはU000003(FBA2HCHGWKU000003)のように番号が付加されます。
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賞味/消費期限がある商品には、[納品番号][輸送箱番号] – 賞味/消費期限項目にその日付を追加します。賞味/消費期限が不要な場合は、フィールドに不要と表示されます。
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ファイルをタブ区切り形式(.tsvまたは.txt)で保存します。
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ファイルを保存したら、輸送箱リストをアップロードセクションで納品リストをアップロードします。
注: タブ区切りテンプレートを使用する場合は、アップロードするファイルがタブ区切り形式(.txtまたは.tsv)であることを確認します。項目名は変更しないでください。ファイルのアップロードが確認できるまで、数分かかる場合があります。エラーが発生することなくファイルがアップロードされたことを確認してください。エラーが発生した場合は、処理レポートでエラーを確認します。
2Dバーコードを使用する
2Dバーコードを使用して輸送箱内の商品情報を入力する場合は、セラーセントラルで輸送箱内の商品情報を入力する必要はありません。詳しくは、輸送箱内の商品情報に2Dバーコードを使用するをご覧ください。
AmazonマーケットプレイスWebサービス(Amazon MWS)を使用する
輸送箱内の商品情報の提供に使用する方法を指定するには、CreateInboundShipmentまたはUpdateInboundShipmentを呼び出して、InboundShipmentHeaderのIntendedBoxContentsSourceを使用可能なオプション NONE、FEED、2D_BARCODEのいずれかに設定します。初期設定はNONEです。出荷通知送信時にIntendedBoxContentSourceの値がNONEの場合は、フルフィルメントセンターが在庫を納品する際にマニュアル処理手数料が発生します。FEEDまたは2D_BARCODEが選択され、輸送箱内の商品情報が入力されていない場合は、納品にマニュアル処理手数料が発生します。
詳しくは、 Amazon MWSのドキュメントをご覧ください。
入力しない
自社で独自の納品手順があり、輸送箱内の商品情報を入力できない場合は、この手順を省略して、Amazonが納品処理を手動で代行することもできます(有料)。
よくある質問
大型商品をパレットに直接積載する場合、輸送箱内の商品情報の入力はどうすればよいですか?
輸送箱ではなく、パレットに直接積載する大型商品が納品に含まれる場合、それぞれの大型商品を、1個の輸送箱の中に1点収められたものとみなします。この場合、大型商品には、すでに商品ラベルが付けられているため、輸送箱ラベルを貼付する必要はありません。大型商品のほかにも納品する輸送箱がある場合は、通常どおり、輸送箱にラベルを貼付します。納品の受領が適切に行われるよう、パレットの4つの側面にパレットラベルを貼付してください。
自社で独自の納品手順を設定しており、各輸送箱内の商品情報を入力できない場合はどうすればよいですか?
輸送箱内の商品情報を入力するには、出品者側の納品手順を変更する必要があります。これにより、フルフィルメントセンターでの納品の受領がスムーズに行われるため、出品者の商品をより早く販売可能な状態にすることができます。自社で独自の納品手順があり、この情報を入力できない場合は、輸送箱数【複数】のいずれかのオプションを選択して、輸送箱内の商品情報の入力については入力しないを選択します。後でAmazonが納品処理を手動で代行します(有料)。