出品者が、フルフィルメント by Amazonの梱包要件および配送・経路指定要件を遵守すると同時に、配送業者および納品業者に対しても遵守させるよう努めることで、フルフィルメントセンターでの効率的かつ正確な在庫の受領および保管が可能となります。
フルフィルメントセンターで在庫商品を受領する際に問題が発生した場合は、Amazonが納品不備受領作業を行い、当該商品を販売可能在庫に組み入れます。これにより、遅延による経費が発生したり商品の迅速な販売への影響が生じることがあります。
Amazonフルフィルメントセンターで受領した納品物の問題と、今後このような問題を回避するための対策について詳しくは、納品不備一覧をご覧ください。
追加のコーチングや商品の梱包にはリソースが必要です。同じ問題グループの納品不備が繰り返し発生する場合、Amazonではコーチングレベル(軽微、悪化、重大)を引き上げます。
現在のコーチングレベルと引き上げ基準を確認するには、以下の手順に従います。
次の表は、問題グループUnplanned Prep – Bagging(納品不備受領作業 – 袋詰め)に対するコーチングレベルの引き上げと引き下げの例を示します。この問題グループで許容される問題発生率は0.36%です。
問題発生日 | 出品者の問題発生率 | コーチングレベル | 問題の数量 | 注 |
---|---|---|---|---|
4月14日 | 0.01% | 軽微 | 2 | この問題グループでの最初の納品不備 |
21日間の猶予期間が設定されており、この期間中はこのグループに関して更に引き上げが行われることはありません。 | ||||
4月20日 | 0.40% | 軽微 | 6 | 引き上げなし |
21日間の猶予期間(4月14日に開始)の内にあります | ||||
5月10日 | 0.50% | 悪化 | 5 | コーチングレベル引き上げ |
許容される問題発生率を超えています(0.50% > 0.36%) | ||||
21日間の猶予期間外(4月14日に開始)を過ぎました | ||||
6月20日 | 0.50% | 重大 | 10 | コーチングレベル引き上げ |
許容される問題発生率を超えています(0.50% > 0.36%) | ||||
21日間の猶予期間(5月10日に開始)を過ぎました | ||||
10月25日 | 0.20% | 悪化 | 5 | コーチングレベル引き下げ |
過去4か月間(6月20日~10月20日)について許容される問題発生率を下回っています(0.20% < 0.36%)。 |
最初に引き上げが行われた日(上記の例では6月20日)から4か月間、問題発生率が許容発生率を下回っている場合、コーチングレベルを1段階引き下げます。
納品不備受領作業手数料は、以下の4つの場所で確認できます。
納品不備受領作業手数料の請求が誤りであるとお考えの場合は、調査を依頼することができます。調査を依頼すると、Amazonは、フルフィルメントセンターに報告があった特定の商品または問題について現行の梱包要件の確認を行います。
詳しくは、一部商品の新規納品停止のお知らせとフィードバックの調査を送信および確認するのセクションをご覧ください。
サービス手数料の返金については、セラーセントラルの以下の場所から確認できます。
返金は、次回のAmazonペイメントで行われます。返金されない場合は、ケース履歴で異議申立てのステータスを確認します。該当するケースを検索し、表示または回答をクリックします。