Amazon商品カタログには、多くの出品者が出品する商品が掲載されています。同じ商品が別の出品者の別のページに何度も表示されるとAmazon商品カタログが冗長化し、顧客満足度が著しく低下します。これを防ぐために、Amazonでは商品情報の照合を使用して、重複した出品を検索して削除しています。
商品情報を照合すると、出品者の商品と既存の出品情報を照合するのに役立ちます。一致した場合は、出品者の商品情報を既存の出品情報に追加します。商品がまだカタログにない場合は、商品詳細ページを新しく作成できます。
商品情報を正しく照合することは、出品者のメリットにつながります。出品者の商品が既存の出品情報と一致すれば、その商品は購入者の目に触れやすくなります。
購入者が商品を検索すると、商品詳細ページが表示され、ここにはショッピングカートボックスと 「こちらからもご購入いただけます」(赤枠付き)ボックス(複数の出品者が同じ商品を出品している場合)が用意されています。
Amazonサイトの主な特徴のひとつに、同じ商品が複数の出品者によって出品されているというのがあります。この場合は、在庫ありの商品項目、説明、情報、商品名のなかから実際に商品詳細ページに表示されるものを、バックグラウンドアルゴリズムが自動的に決定します。このアルゴリズムは、売上、返金率、購入者からの評価、Amazonマーケットプレイス保証申請などのさまざまな要因を考慮します。このプロセスが定期的に繰り返されることで、商品の情報が自動的に更新されます。
ショッピングカートボックスの獲得は、商品の在庫状況、販売価格、その他の要因の組み合わせによって決まります。ショッピングカートボックスを獲得していない出品者の出品情報は、そのすぐ下にある、 〝 すべての出品商品 〞 に表示されます。
複数の出品者が同じ商品を販売している場合、購入者は出品商品の一覧を表示できます。
商品情報を照合する際や新しい商品を登録する際に発生する可能性のあるエラーとその解決方法を説明します。
この場合は、どの商品が出品者の商品と一致するか特定できません。テクニカルサポートにお問い合わせください。
メーカー名およびメーカー型番などの商品データが、商品を特定するには十分ではない場合。出品者が送信したメーカー名およびメーカー型番などの商品データが、複数の商品で同じ場合は、確実に照合できるように、より詳細な情報を入力してください。
一致する商品が見つかりましたが、すでに別のSKUが関連付けられています。これは、以前に別の商品に関連付けられていたSKUを出品者が再利用した場合に発生します。このエラーを解決するには、SKUを削除して商品データを再送信してください。
出品者が商品を登録したが、その商品の入力必須フィールドに未入力がある場合、エラーメッセージが生成され、その商品はAmazonカタログには登録されません。データが十分ではない商品を登録しないことにより、間違って分類されたりカタログに載ったりした商品が実際のAmazonサイトに表示されることを防いでいます。この問題を解決するには、必須入力項目にすべて入力して商品を再度登録します。
商品の登録時に製品コードを使用します。上位3つの標準製品コードは、ISBN、UPC、EANです。製品コードは、商品情報照合の際に鍵となる、信頼性の高いデータです。
バリエーションの子商品を作成する場合は、各子商品に一意のUPCまたはメーカー型番を正しく指定する必要があります。
親商品の登録の際は、絶対に製品コードを入力しないでください。親商品と子商品のバリエーションを設定する場合は、子商品の商品情報にのみ製品コードを入力します。ASINは使用しないでください。
メーカーの型番はSKUとは異なります。メーカー型番は、メーカーが使用している識別番号です。
新規登録の場合は原則として常に必要となるデータです。
商品名には販売促進情報を含めないでください。販売促進情報を追加したい場合は、商品説明と商品仕様を使用してください。たとえば、商品の名前には「低価格」という語を含めないようにします。
たとえば、高さ、幅、重量などの商品の寸法は、「高さ」、「幅」、「重量」の項目に入力し、一般的な商品説明の項目には入力しないでください。
商品のSKUを変更する必要がある場合は、過去に使用していたSKUを再度使用しないでください。新規のSKUを割り当てる必要があります。